バンクーバーから他の都市の魅力も見に行こう!〜オタワ編〜お勧め観光スポット5選

皆さん、こんにちは〜

カナダの首都はどこか、ご存知ですか?
今回はあまり知られていない英語圏とフランス語圏の境界にあるカナダの首都、オタワのお勧め観光スポットをご紹介します。

せっかくカナダに滞在している間にカナダの首都、オタワを訪ねてみましょう!!

※現在はコロナの影響で海外渡航は自粛すべきかと思いますので、今は私が撮った写真とスポット情報をお家でお楽しみください★
また安全に楽しく海外旅行に行ける日が来たら、思い出して頂けると嬉しいです!

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オタワ基本情報

バンクーバーからオタワまでは飛行機✈︎で約4時間半(直行便利用の場合)

オンタリオ州にあり、カナダの首都でもあるオタワは人口約109万人、カナダで4番目に人口の多い都市です。

英語圏のオンタリオ州とフランス語圏のケベック州を分けるオタワ川のほとりにある街『オタワ』を1857年にイギリスのビクトリア女王は当時イギリスの植民地であった連合カナダの首都に独断で選定しました。

選定の理由は当時、イギリス系・フランス系の両勢力の対立が問題になっており、両州に公平な位置にという、シンプルで合理的な発想により決定しました。

オタワ川を挟んで隣接するケベック州ガティーノを含め連邦政府の行政機関が集中する行政都市となっています。

またオタワはカナダ国内で最も教育を受けた人口が多く、生活水準もカナダ内で最も高く、また失業者も一番少ない都市です。

その教育の中心はカナダで3番目に規模が大きく150年以上の歴史がある州立オタワ大学です。長い歴史のあるオタワ大学の図書館には膨大な量の本や資料が保管されています。また1番の特徴は約7割の講義が英語とフランス語どちらの言語でも受けられる事です。

Emma
英語圏とフランス語圏の境界にある首都オタワならではですね。

またオタワの世界最大規模、春のチューリップフェスティバルも有名です。
第2次世界大戦中にオランダの王女の危機をカナダ政府が救い、終戦後の1945年にオランダから感謝の印としてチューリップの球根10万株がオタワに送られました。

その後も友好の証として毎年1万株のチューリップの球根を送ることが約束され1953年から毎年オタワでCanadian Tulip Festivalが友好と平和を祝うイベントとして行われるようになりました。

開催期間は例年5月中旬です。チューリップフェスティバルの開催期間に合わせてオタワに旅行に行くのもいいですね。筆者も是非、1度はオタワのチューリップフェスティバルに見に行きたいです。

Parliament Hill(パーラメント・ヒル)とParliament Building(国会議事堂)

カナダ政府主要機関の建物が集まったパーラメント・ヒルは、オタワ川に面した小高い丘にあります。

その中でもオタワの象徴的な存在“国会議事堂”はネオゴシック様式の建物で、荘厳な景観を誇ります。

石造りの建物は、中央棟(Centre Block)、東棟(East Block)、西棟(West Block)の3つにわかれており、中央にある時計台(平和の塔)を含め、一般見学が可能(無料ガイドツアーあり)です。高さ92mの平和の塔はオタワで最も高い展望台になっています。

参加するには事前予約が必要で国会議事堂の向かいにある「Capital Information Kiosk(観光案内所)」で予約ができます。行列ができる程の大人気な館内ツアーです。

中央棟の裏手にある図書館は1916年に起こった火災から焼失を逃れ19世紀の面影がそのまま残っています。円形の館内には、50万を超える書物や書類などが収められています。

中央には若き日のエリザベス女王の大理石の彫刻が配置され、木目の美しいホワイトパイン材で作られた書架には、1876年の開館当時に連邦に加盟していた州の紋章や花、架空の動物が彫られています。

Emma
図書館全体が芸術作品の様でとっても豪華で美しかったです。一番、館内ツアーで見応えのある場所と感じました。

 

注意
国会議事堂の無料ガイドツアーはイベントや国会開催期間、改装工事などにより見学できる範囲が異なります。事前にウェブサイトなどでご確認下さい。

その他にも国会議事堂の建物にプロジェクションマッピングを使ったデジタルアートショーや夏には議事堂前の広場で「衛兵交代式」が行われ、見所です。

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オタワ市民の台所 ByWard Market(バイワード・マーケット)

バイワード・マーケットは1826年から続く歴史あるパブリックマーケットで、15ブロック以上に広がりカナダ最大規模。オタワ市民の台所で有り、オタワで最も庶民的な雰囲気が漂っています。

屋内市場の周辺に屋外市場も並び、旬の野菜やフルーツ、地元の食材などの食料品はもちろんのこと、ファッション、雑貨屋、日用品店やアートギャラリーなど、様々なお店が集結しています。夜にはレストランやバーもオープンし雰囲気のいいナイトスポットになります。

農家(ファーマーズ)直営のカナダ産チーズやメープルシロップ 、フルーツワインなども販売されているので、お土産にもぴったりです。

 

Emma
筆者お勧めのお店はこちらで〜す

Le Moulin de Provence(ル・ムーラン・ド・プロバンス)
ベーカリー&ケーキ屋さん

店内にはトータル20メートルものガラスケースが置かれ、中には自家製パンやサンドイッチ、ケーキ、クッキー、お惣菜などがズラリと並びます。2009年にアメリカのオバマ元大統領がオタワを訪れた際、ここでメープル型のクッキーを購入して以来、これがオバマ・クッキーとして名物になりました。

店内で座って食べれるスペースもあるので、ここでサンドイッチやパン、スープなどを購入してランチをしました。軽く気軽にお昼を食べるのにお勧めです。

 

Beaver Tails(ビーバー・テイル)
1978年創業のカナダで人気の老舗揚げパン屋さんのビーバーテイルの第1号店がここ、バイワード・マーケットにあります。

カナダの国獣ビーバーのしっぽのように平たい揚げパンに、ベーシックのシナモン&シュガー味をはじめ、チョコレートやアップルパイ味のトッピングなど全11種類。その他に期間限定のトッピングもあります。カラフルで北米らしいトッピングも多いですが、是非一度は記念に食べてみては如何でしょうか。

私は甘い物が苦手な母と一緒に食べたので、シナモン&シュガー+スライスレモンの一番さっぱりしてそうだった”KILLALOE SUNRISE™”にしました。カラフルな物に挑戦する勇気が出ず(笑)。

世界遺産 Rideau Canal(リドー運河)

リドー運河はオタワからキングストンまで、全長202kmの北米で最も古くから使用されている歴史的運河で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

1812年のアメリカとの戦争後オタワからキングストンのオンタリオ湖を結ぶ軍事物質輸送ルートとして考案され、ジョン・バイ大佐の計測により建設されました。運河の起点には8つ(運河全体では24)の水門があり、25m の高低差を上がっていく仕組みになっています。

リドー運河の水門近くにあるバイタウン博物館で、運河建設にまつわる資料なども展示されています。日本語のオーディオガイドも借りられ、オタワの歴史やリドー運河について詳しく学ぶ事ができます。

5月〜10月の間はクルーズや運河沿いの散歩を楽しむ人たちに人気で、5月のチューリップフェスティバルの時には300万本のチューリップが運河沿いを埋め尽くします。

そして冬は運河全体が凍り、ギネスブックにも登録されている世界最長の屋外スケートリンクとしても有名です。

Canadian Museum of History(カナダ歴史博物館)

オタワ川を挟んで国会議事堂の対岸、ケベック州ガティーノ市にあるカナダ歴史博物館は大人も子供も一日かけて楽しめる場所になっています。

先住民の時代から現代まで1000年余りに渡るカナダの歴史を学ぶ事ができます。外観も見所のひとつで、建物の設計者はカナダ先住民の血を引くダグラス・カーディナル。正面玄関は人の顔をモチーフにしており、周囲を流れる水は氷河が溶けて流れる川をイメージしたものになっています。


1階は広々としたガラス張りのグランドホール(Grand Hall)にはカナダ西海岸の先住民のカヌーや住居などと共に世界最大級のトーテムポールコレクションが展示されています。先住民ホール(First People Hall)にはカナダ各地の先住民の歴史や文化に関する資料が展示されています。

 

 


2階は大人も子供も楽しめるカナダ子供博物館(Canadian Children’s Museum)になっており、展示物、衣装、小道具、おもちゃやゲームなどを使い、世界を旅しながら自分のペースで楽しく遊びながら異文化を学ぶ事ができます。子供の頃から異文化を学ぶのは多国籍国家のカナダならではです。

 


3階はカナダ歴史ホール(The Canadian History Hall)は博物館の中で一番人気のギャラリーでカナダの大航海時代から開拓・移民、建国へと続く1000年の歴史が分かりやすく展示されています。

Emma
筆者も現地ツアーガイド経験のある友人に勧められオタワを訪れた際に行きました。すごくカナダの歴史について学ぶ事ができ、今の仕事にも役に立ち本当に行って良かったなと思いました。

 


カナダの歴史を学びたいけど、言葉が心配な方はカナダ歴史博物館の多言語博物館ガイドのアプリをダウンロードすると日本語のガイダンスを聴きながら見学ができます。是非活用下さい!

 

その他の博物館や美術館
カナダ歴史博物館の他にカナダを代表する博物館や美術館がオタワには数多くあり、この国の歴史や文化を知るには最適の場所なので興味がある方は是非、訪れてみて下さい。

  • カナダ自然博物館(Canadian Museum of Nature) 地球の成り立ちと生物の進化がテーマの博物館
  • 国立航空博物館(Canada Aviation and Space Museum) 飛行機の発展とカナダ人の関係がわかる博物館
  • カナダ国立美術館(National Gallery of Canada) 世界最大のカナダ美術コレクションが展示されている美術館
  • カナダ戦争博物館(Canada War Museum)  カナダが関係した戦争に関する博物館

Royal Canadian Mint(カナダ造幣局)

現在流通しているコインやメープルリーフ金貨の記念コイン、メダルなどを製造している造幣局です。

無料のガイドツアー(事前予約がオススメ)でコインの展示室や硬貨作りのコンセプトから出来上がるまでの製造工程の見学が可能です。

ギフトショップでは記念コインを買う事ができます。

私はちょうどカナダ150周年の2017年にオタワを訪れたので、カナダ150周年記念のコインを記念に購入しました。ギフトショップにだけ訪ねる事もできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。オタワのお勧め観光地をご紹介させて頂きました。

あまり知名度の高くないカナダの首都オタワですが、たくさんの魅力が詰まっている都市です。
バンクーバーから直行便✈︎も飛んでいるので、カナダ滞在中に是非訪れてみて下さい。

この記事が少しでも参考になると嬉しいです。

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初めまして〜 とにかく旅行と食べる事、ヨガが大好きなEmmaです^^ 様々なジャンルの最新情報や気になる情報をお届けする総合情報サイトを運営しています。 海外渡航経験も豊富なので国内のみではなく、海外の情報もお伝えできればと思います。 少しでもお役に立てたら嬉しいです。 よろしくお願いします。