バンクーバーからカナダ国内も旅行しよう!お勧めスポット7選〜ケベック編〜

皆さん、こんにちは〜

カナダは英語圏とフランス語圏に分かれていますが、フランス語圏と言えば「ケベック州」。そんなケベック州の州都ケベック・シティー」のお勧めスポットをご紹介します。

バンクーバーとは全然違う、個人的にヨーロッパの雰囲気が一番漂っていると感じるケベック・シティーを訪ねてみましょう!

 

スポンサーリンク

ケベック・シティー基本情報

人口約54万人のケベック州の州都。セントローレンス川沿いに街が広がっており、北米唯一の城塞都市で城壁の中に旧市街(アッパータウン)が広がっています。旧市街は1985年に世界遺産にも登録されました。

この旧市街エリアは現在でもフランスの文化を受け継いでおり、モントリオールよりもケベック・シティの方がヨーロッパの雰囲気を感じられると個人的に思っています。

私は体験しませんでしたが、旧市街を馬車に乗って観光もできます。馬車観光、より一層ヨーロッパの雰囲気を感じられますね。

私がケベック・シティを訪れたのは11月末なのですが、旧市街はクリスマスのデコレーションで飾りつけされていて、ヨーロッパの雰囲気と調和し街並みが可愛く、個人的にはモントリオールよりケベック・シティの方が好きになりました。

旧市街(アッパータウン)のシンボルにもなっている『シャトー・フロンテナックホテル』

1893年に開業した歴史あるホテルです。シャトー・フロンテナックホテルの中にもクリスマスツリーがたくさん飾られていました。

バンクーバーからケベックまでの行き方
バンクーバー(YUL)からケベック・シティ(YQB)まで残念ながら直行便の飛行機は飛んでいません。一般的にはトロントかモントリオール経由となります。モントリオール⇄ケベック間はその他にVIA鉄道や高速バスでの移動も可能です。
私自身は初日はバンクーバーからモントリオール経由でケベックへ飛行機で移動。ケベックからモントリオールへの移動は高速バス(Orleans Express)で移動しました。

プチ・シャンプラン通り(Petit Champlain)

城壁に囲まれた丘の上にあるアッパータウンから徒歩又はケーブルカーで丘の下におりたローワータウンにある、北米最古と言われている商店街で小さなブティックやレストランなどが狭い道に立ち並んでいます。

ここからシャトーフロントナックホテルを見上げる景色はとても写真映えもする光景です!!
お土産店もありますが、私が気に入ったお店はこちらです。

Charlevoix Pure Laine

シャルルボワ地方の高品質の羊毛(ウール)100%使用した靴下や帽子、マフラーなどが買えるお店です。寒い冬を乗り越えられそう。私は両親の分と合わせて靴下を3足買いました。毎冬家で履いて過ごしています。

羊毛は何年もの間、ケベックで収穫されることはほとんどなく、毎年大量に破棄されていました。この悲しい現実を変えたいとの想いから地元のブリーダーと協力し、原毛ベースの製品を作ることになりました。ぜひ、貴重な資源を大切にしているCharlevoix Pure Laineの商品をお土産に。

シャルルボワ地方
ケベック・シティから車で1時間半ほどセントローレンス川に沿って北に行ったエリア。夏は避暑地、冬はスキーなどが楽しめ、カナディアンに人気があります。

シャルルボワは「食と農の神様」に愛されている地方と言われていて、素材そのものを生かした美味しい食材作りに励んでおり、パンや地ビール、チーズやリンゴ農園など、様々な地元の農産物が人気です。

ダック農場”La Ferme Basque De Charlevoix”も人気があり、フランスのバスク地方からの移民が放し飼いと飼料にこだわり、地産地消を目的としダッグを生産。フォアグラやパテなどが販売されています。

変わり種では、カナダ国内最大のエミュー農場”Centre de l’emeu”もあります。鉄分豊富・高タンパク・低カロリーでとってもヘルシーといわれるエミュー肉の試食もできますし、馬油を超える角質層への浸透力と言われている、エミューオイルが保湿力もあって人気です。

またシャルルボワはシルク・ドゥ・ソレイユの創始者が第一歩を踏み出した土地でもあります。

 

スポンサーリンク

 

ル・グラン・マルシェ(Le Grand Marché de Québec)

100店舗以上が並ぶマルシェには、新鮮なローカルの野菜やフルーツなどの食材をはじめ、日本へのお土産にもぴったりな地元ケベック特産のメープルやハチミツ、焼き立てパンやケーキ、チョコレートなどのお菓子、地ビールやリンゴ酒、チーズ等々、毎日たくさんの人で賑わっています。

カナダでは世界のメープル製品の約85%が生産されていて、その中でもケベック州産が9割以上を占めていると言われています。皆さん、ご存知でしたか?

マーケット内の30%の店舗は季節によって出展者が変わるので、その時期にぴったりの店舗が楽しめまるのも、お勧めポイント。私が行った11月下旬はクリスマスの可愛らしい飾りやオーナメントも売られており、見ているだけでも楽しめました。

レストラン

フランス&ケベックを味わえるお勧めレストランはこちらです。

Chez Boulay-bistro boréal

地元産食材を使ったシンプルで健康的なフランス&ケベック料理を提供しているレストランでケベック州の元ツアーガイドの友人に勧められて行きました。店内もオシャレで居心地の良い空間でした。このレストランのお勧めはシーフード。

食べたこのホタテがすごく美味しかったです。ローカルにも大人気でいつも混んでいるので予約必須です。また次にケベックに行く時も必ず行きたいレストランです。週末はブランチも提供しています。

Le Casse-Crêpe Breton

フランス発祥のクレープ。ここは老舗クレープがメインの暖かくフレンドリーな雰囲気のカジュアルレストランです。


日本でクレープと言うとスイーツ、デザートとして食べるのが一般的ですが、ちゃんとした食事、朝食やランチとして食べます。私も朝食に行きました。クレープは普通の小麦粉か蕎麦粉のガレットから選べます。ハムやベーコン、チーズ、ほうれん草、卵などの食事クレープもバナナやイチゴ、チョコ、ホイップクリームのデザートクレープどちらもあります。クレープ以外にもサンドイッチやサラダメニューもあるので、ぜひ朝食かランチに行ってみてください。

Paillard

パンや洋菓子を提供しているカジュアルカフェ。ケベック市内に4店舗あります。
旧市街にも店舗があるので、朝食やランチ、観光中の休憩にぜひ立ち寄ってみてください。
人気があるので、店内はすごい混雑していました。もちろんホリデーシーズンはクリスマスの飾りつけされていました🎄

1番の名物はクロワッサンで人気がありホテルにも卸しているみたい。その他にも色々な種類のパン、エクレアやマカロン、クッキーなどの洋菓子、サンドイッチ、スープ、サラダなどがあります。

サンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂(Sanctuaire de Sainte-Anne-de-Beaupré)

ケベック・シティから約30km、車で約30分北に行った、セントローレンス川沿いにある小さな町「センタンヌ・ド・ボープレ」にあるカトリック教会。

小さな町ですが、教会はとても豪華で大きくキリストの祖母、聖マリアの母、聖アンナに捧げられた教会です。

病人や、障害のある人々が奇跡によって治癒された逸話があり、これによって年間約150万人以上の巡礼者が訪れる有名な聖地となりました。奇跡が起こり、松葉杖なしでは歩けなかった方がここを訪れ松葉杖なしで歩けるようになり、不要になった松葉杖が聖堂内の柱にたくさん立てかけられてある光景を見ることができます。

聖壇の周りのバシリカとステンドグラスも美しいので車でしか行けませんが、ぜひ時間に余裕がある場合は、レンタカーを借りてセンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂まで足を運んでみて下さい。

ケベック州の道路標識
ケベック州でレンタカーを借りて運転する時は道路標識がフランス後なので事前にフランス語の道路標識を確認してから運転して下さいね。

オルレアン島(Île d’Orléans)

ケベックシティから車で約20分、セントローレンス川にある中島で本土とは橋で繋がっている島です。島内には小さな6つの村(エリア)に分かれており、約7000人の島民が農業や牧場を営んで暮らしています。

島内にはリンゴ園やいちご畑、カシス園、ワイナリーなどがあります。

Emma
オルレアン島のリンゴのお酒”シードル”は人気があり、私が行ったCidrerie Verger Bilodeauのシードルはフルーティーで爽やかな味で美味しかったです。試飲もできるので、ぜひ試してみて下さい。

オルレアン島では夏は新緑の木々や牧草、秋には紅葉で鮮やかな彩、そして馬や牛が放牧されているのどかで癒される風景を眺めながらドライブし、ワイナリーやリンゴ園、ベルギーから輸入された材料で作られるチョコレートが絶品の人気のショコラテリー”Chocolaterie de l’Ile d’Orléans(ショコラテリー・イル・オルレアン)”などをドライブしながら周る過ごし方がお勧めです。

カナダでは世界のメープル製品の約85%が生産されていて、その中でもケベック州産が9割以上を占めていると上記でお伝えしましたが、オルレアン島にはメープルシロップの原料となるカエデを栽培する農園メ砂糖小屋があります。

メープルシロップを搾取できる期間は一般的には2月中旬から4月末頃までの期間と言われています。

その砂糖小屋ではお食事も提供されており、郷土料理が食べられます。

砂糖小屋で出される食事の一般的なメニュー

豆のスープ、豆のメープルシロップ煮、
メープル風味のソーセージやハム、オムレツ、ポテト、
ピクルス、パンケーキ、メープルシュガーパイ  など

テーブルにはメープルシロップが置かれていて、たっぷりかけて食べることができます。
そして食事の〆にメープルシロップを雪の上にたらし、固めて水あめのようにして食べるメープルタフィー!!

オルレアン島もレンタカーを借りて車で行くかツアーに参加するしか行ける方法はないのですが、砂糖小屋はこのエリアならではの体験なので、お時間に余裕があればぜひセンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂と併せてオルレアン島にも行ってみて下さい。

スポンサーリンク

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。フランス語圏のケベック州の州都”ケベック・シティ”のお勧めをご紹介させて頂きました。

旧市街エリアは徒歩観光が可能で名所がコンパクトにまとめられているのも良い点だと思います。
旧市街エリアは石畳なので、ヒールのない靴での散策をお勧めします。

この記事が少しでも参考になると嬉しいです。

関連記事

バンクーバーから他の都市の魅力も見に行こう!〜トロント・ナイアガラ編〜お勧めスポット5選

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

初めまして〜 とにかく旅行と食べる事、ヨガが大好きなEmmaです^^ 様々なジャンルの最新情報や気になる情報をお届けする総合情報サイトを運営しています。 海外渡航経験も豊富なので国内のみではなく、海外の情報もお伝えできればと思います。 少しでもお役に立てたら嬉しいです。 よろしくお願いします。